🚪 はじめてのC
🎯 環境構築なしで学習を始める手順と、このポータルの3つの使い方(読む・追う・解く)が分かる
Cの入門書を開いて、最初のページで力尽きた経験はありませんか。多くの本は1章まるごとが「開発環境の準備」です。ダウンロード、インストール、パスの設定。まだ1行も書いていないのに、もう疲れています。
このポータルは順番を変えます。まず読む。次に紙の上で動かす。最後に道場で解く。 環境の準備は、Cが面白くなってからで十分間に合います。
このポータルの3つの使い方
・読む … トピック本文を上から読みます。1本8〜14分。色のついた用語をタップすると、その場で意味が出ます。
・追う … コードは眺めるだけでなく、値を1行ずつ紙に書いて追います(第0部で練習したトレースです)。実行しなくても、頭の中でプログラムは動かせます。
・解く … トピックの最後の腕試しと、道場の問題を解きます。間違えた問題は自動で間違いノートに入り、日を置いてまた出てきます。
最初のコードを見てみましょう
#include <stdio.h>
int main(void) {
printf("Cの大陸へようこそ\n");
return 0;
}意味はまだ分からなくて構いません。次のトピックで、この5行を1行ずつ解剖します。今は「Cのプログラムはこういう見た目だ」とだけ分かれば十分です。
もう1つ。文字を出すだけでなく、計算もその場でできます。
#include <stdio.h>
int main(void) {
printf("1年は %d 時間です\n", 365 * 24);
return 0;
}出力は 1年は 8760 時間です です。%d の位置に計算結果が差し込まれています。
本物のコンパイラを使いたくなったら
人が書いたコードを機械語へ翻訳する作業をコンパイルと呼び、それを行うソフトをコンパイラと言います。手元で試すなら、ブラウザで動くオンラインコンパイラが最短です(インストール不要)。PCに入れるなら、Windowsは MSYS2 の gcc、macOS は Xcode Command Line Tools、Linux は最初から gcc が入っていることが多いです。
ただし急ぐ必要はありません。第1部を読み終えてからで遅くありません。
罠・注意
写経だけで満足しない。 コードを目で追うだけだと、読めた気になって終わります。値を紙に書く、答えを予想してから確かめる。この2つは省かないでください。
全部を暗記しようとしない。 書式や関数名は「引く」タブでいつでも調べられます。覚えるべきは仕組みのほうです。
1日1トピックでも進む。 連続日数はヘッダーに出ます。止まるより、細く続けるほうが強いです。
まとめ
環境構築は後回しでよく、読む→追う→解くの順で進めます。コードは眺めるのではなく、値を書き出して動かします。覚えることより、仕組みを理解することを優先します。
ソースコードをコンピュータが直接実行できる機械語に変換する作業。翻訳者が人間の言葉を機械の言葉に訳してくれる工程だとイメージすると分かりやすい。この工程を経なければ、書いたコードはコンピュータの上でまったく動かせない。
ソースコードを機械語に変換するソフトウェア。文法チェックも同時に行い、間違いがあればコンパイルエラーとして知らせてくれる翻訳者兼校正者にあたる。gccやclangなど、C言語向けのコンパイラにはいくつかの種類がある。
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