C言語学習ポータル(無料版) 学習コンテンツ つまずきとエラー ヌル終端 '\0' を忘れる

🔤 文字列

ヌル終端 '\0' を忘れる

どんなときに起きるか

%s で表示すると、狙った文字列の後ろに文字化けが延々と続きます。strlen が想定外の大きな値を返します。運が悪いと AddressSanitizer: stack-buffer-overflow で落ちます。

なぜそうなるのか

Cの文字列は「char配列+終わりの目印 \0」という約束事です。char s[3] = {'B','o','b'}; は3文字ぴったりで終端を置く場所がないため、どこまでが文字列なのか誰にも分かりません。

直し方・再発防止

配列は文字数+1で確保します(char s[4] = "Bob";)。1文字ずつ組み立てたときは最後に s[i] = '\0'; を必ず置きます。char s[32] = {0}; と全体を0初期化しておくと、書き忘れても終端が残るので事故が減ります。

終わりの看板(4コマ漫画)
4コマで見る「終わりの看板」

アプリでしっかり学ぶ(無料・登録不要) つまずき一覧へ

同じ場面で起きやすいつまずき

strcpy でバッファをあふれさせる実行時に * stack smashing detected *: terminated と出て Aborted… char配列に文字列を代入できないchar s[10]; s = "hello"; で gcc: error: assignment to exp… gets を使ってしまうgcc: warning: implicit declaration of function 'gets'(C2… 文字と文字列の混同('a' と "a")char c = "A"; で gcc: warning: initialization of 'char' f…

もっと先へ:ポインタ・メモリ・ファイル入出力・セキュアコーディングを含む全26トラックと、段位検定・模試のフルセットは完全版に収録しています。

完全版(BOOTH)を見る

📚 姉妹教材:手を動かして覚える Linux 教材 — Linuxとインフラの仕組みを地図で学ぶ

Web版 / BOOTH