🧭 プログラミング的思考
🎯 分解した作業の中から共通点・繰り返しを見つけ出せるようになる
分解して部品を並べると、次に見えてくるものがあります。似ているものです。この「似ている」を見つける力が、2つ目の道具パターン認識です。
カレーとシチューは8割同じ
作り方を並べてみましょう。
最後以外は同じです。ということは、共通部分を「野菜の下ごしらえ」という1つの手順としてまとめ、最後だけ差し替えれば両方作れます。プログラムでいえば、共通部分を関数にして、違う部分だけ引数で渡す、という発想そのものです。
同じことを何度もしているなら、それは繰り返し
もう一つのパターンは「回数」です。
これらは「材料の数だけ切る」「5日ぶん繰り返す」と言い換えられます。同じ形の作業が並んでいたら、繰り返しにまとめられるというサインです。プログラムではループになります。
なぜ見つけると得なのか
パターンをまとめると、良いことが3つあります。
逆に、パターンを見逃したまま似たコードを並べると、必ずどこかで直し忘れが起きます。これは初心者だけの話ではなく、現場のバグの定番でもあります。
見つけるコツ
パターンは、探そうと思って眺めても案外見つかりません。次の3つのサインを合図にすると見つけやすくなります。
まとめすぎにも注意
ただし「似ている」と「同じ」は違います。たまたま今は似ているだけのものを無理にまとめると、あとで片方だけ仕様が変わったときに、かえって複雑になります。目安は、変わる理由が同じかどうか。カレーとシチューは「煮込み料理」という同じ理由で変わるので、まとめて良い仲間です。
分解で部品に分け、パターンで似た部品をまとめる。この2つはセットで使う道具だと覚えてください。分解しただけでは部品が散らかったままで、まとめて初めて全体の形が見えてきます。そしてパターンを見つける力は、経験がそのまま効く分野でもあります。たくさん見た人ほど、速く気づけます。
もっと先へ:ポインタ・メモリ・ファイル入出力・セキュアコーディングを含む全26トラックと、段位検定・模試のフルセットは完全版に収録しています。