🧭 プログラミング的思考
🎯 フローチャートの基本記号を覚え、処理の流れを図で読み書きできる
擬似コードが「手順の文章」なら、フローチャートは「手順の絵」です。同じことを表しますが、絵にすると流れの形が一目で分かります。
覚える記号は5つだけ
この5つで、順次・分岐・反復のすべてが描けます。

3つの型の描き方
反復のポイントは、矢印が上に戻るところです。図にすると輪ができるので、繰り返しの存在が視覚的にすぐ分かります。
図にすると見えるもの
フローチャートの本当の効き目は、間違いが形として見えることです。
文章で書くと見落とすこれらが、絵にすると「線が足りない」「線が戻っていない」という形で目に飛び込んできます。
例: 数当てゲームの流れ
言葉で追ってみましょう。開始(角丸)→「答えの数を決める」(長方形)→「予想を入力する」(平行四辺形)→「予想は答えと同じ?」(ひし形)。はいなら「正解!と表示」(平行四辺形)→終了(角丸)。いいえなら「もっと大きい/小さいを表示」(長方形)を通って、入力の手前へ戻る。
最後の「戻る」が繰り返しです。ここで戻り先を間違えて「答えの数を決める」の前まで戻してしまうと、予想するたびに答えが変わってしまいます。図にすればこの誤りは一目で分かります。戻り先をどこにするかが、繰り返しの設計そのものなのです。
使い分けの目安
フローチャートは万能ではありません。処理が数十行を超えると、図が巨大になって読めなくなります。実務でも全部を図にすることはありません。
迷ったら、自分が詰まっているところだけ図にしてください。全体を描く必要はありません。第3トラックのトレース訓練でも、流れが分からなくなったらこの図に戻ると解けることがよくあります。紙とペンで10秒で描ける、というのがこの道具のいちばんの強みです。
処理の流れを四角形やひし形などの図形と矢印で表した図。分岐やループの構造が一目で分かるため、手順を設計するときの地図の役割を果たす。四角形は処理、ひし形は分岐というように、図形ごとに意味が決められている。
プログラミング言語の文法にとらわれず、日本語や簡単な記号で手順の流れを書き表したもの。実装に入る前に頭の中を整理するための下書きにあたる。「もし〜ならば」「〜を繰り返す」のように、日本語まじりで書いてかまわない。
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